早起きと高血圧

 

 

早起きと高血圧について

血圧は動いている日中に高くなり、睡眠中は低くなるという特徴があり、高血圧の状態が長いと血管が傷付いてしまうため、睡眠中に修復が行われます。

 

しかし、早寝早起きの生活ではなく、夜更かしをして十分な睡眠時間が確保できていないという方は、血管の修復が進まず、逆に血管障害が進行するため高血圧の症状も悪化するというわけです。

 

一般的に低血圧の方は朝起きるのが苦手な場合が多く、早起きできないという特徴があるものの、高血圧だから別に良いというわけではなく、早起きには特に問題がないとしても急に立ち上がったことによって倒れる可能性があります。

 

お仕事をしている方にとって朝は忙しい時間帯で、せわしなく動いて身支度を整えているというイメージがありますが、早起きをして時間に余裕を持っていれば慌てる必要は全くありません。

 

高血圧の方は、なるべく夜更かしをせずに早めに寝るように心掛け、早起きすることで急いで身支度する必要はなくなり、血圧の上昇を防ぐことができるのです。

 

高血圧はただ血圧が高いというだけではなく、心臓は加重労働に対応するために心肥大になったり、血管は高い圧力に負けないために壁を分厚くし、動脈硬化の大きな原因となります。

 

動脈硬化は全身に起こって血液の流れを滞らせ、脳や心臓等に害が及ぶという可能性が非常に高いので、高血圧の放置が命の危険に関わっているということがお分かり頂けるでしょう。

 

体質によって血圧が上昇しやすいという方はいらっしゃるものの、早寝早起きを心掛けて規則正しい生活リズムになっていれば、高血圧を少しでも抑えることに繋がるのです。

 

夜更かしをしていると、どうしてもお腹が減ってしまいますし、夜食を食べる原因となって朝食を抜くという生活にも繋がります。

 

実は夜食を食べると脂肪を溜め込む働きを持っているBMAL1(ビーマルワン)という物質が生成され、午後10時から深夜の2時は昼間の約20倍もの量が作られるため、夜食を食べると太りやすくなるのです。

 

もし、夜に脂っこいものを食べてしまったからとって朝食を抜くと、体内時計のズレに繋がり、腹部内臓脂肪はアディポネクチンの分泌を低下させます。

 

アディポネクチンには、血圧を下げるという働きを持っているため、高血圧の方が不規則な生活習慣を送ることによって、血圧がより上昇してしまうというわけです。

 

以上のように、高血圧と早起きには非常に大きな関係性があるので、高血圧で悩んでいるという高齢者の方は、今一度自分の生活を見直してみた方が良いでしょう。

 

年齢を重ねると睡眠力の低下によって長い睡眠がとれなくなり、朝早くに目覚めることが多くなるので夜更かししている方は少ないものの、それでもテレビやパソコンといった誘惑が多いというのが現代の生活です。

 

また、生野菜の中に多く含まれているカリウムは血圧を下げる効果があり、他にもバランス良くビタミンとミネラルを取り入れるのが大事なので、食生活を見直して高血圧を予防するようにしてください。

 

 

 

 


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